プロレス独り言

プロレス・格闘技についての雑感

2021年プロレス大賞

今年もプロレス大賞が発表されました。各賞についてはこちらをご覧ください。

hochi.news

プロレス大賞の結果についてですが、全体的に各団体からバランスよく選出されていて特に偏りはなかったように思います。MVPに選ばれた鷹木選手は大阪城ホールオカダ・カズチカを破ってIWGP世界ヘビー級チャンピオンとなり、2021年のプロレス界を引っ張ってきた顔といえるでしょう。ベストバウトはNOAH日本武道館での潮崎豪VS武藤敬司。この試合はまさにベストバウトと呼ぶにふさわしい試合で、試合の最後武藤敬司フランケンシュタイナーで3カウントを奪った時は思わず声が出てしまいました。まさに天才のひらめきでしょう。しかしベストバウトで少し気になったのは候補に挙がった棚橋弘至VS鷹木信悟です。この候補に挙がった試合は7・25東京ドームでのIWGP世界ヘビー級タイトルマッチでした。個人的には棚橋VS鷹木戦は1・30愛知県体育館でのNEVER戦のほうが好みなのですが、どちらの試合のほうがファンの間では評価が高いのでしょうか。少し気になるところです。プロレス大賞のベストバウトでほかにもそっちなの?となった試合は2016年の丸藤正道VSオカダ・カズチカでしょう。この年2人のシングルマッチはG1の初戦と両国国技館の2回行われています。この2つの試合では圧倒的に両国国技館での試合のほうが内容が良かったと思いました。しかしベストバウトとして選ばれたのはG1の初戦でした。どちらの試合もベストバウト級の素晴らしい試合であったのは間違いないのですが、やはり2戦目のほうが内容が良かったために2016年のベストバウトについては少しもやっとしてしまいました。

話はそれましたが2021年のプロレス大賞は、今のプロレス界を象徴する選手たちが選出されたと感じました。

来年以降の活躍にも期待です!